弊社は電力変圧器、OCB等の「電気絶縁油入替工事」に携わり既に「20年以上のキャリヤ」です。
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電気変圧器絶縁油取替えに
ついての技術説明
電気変圧器内に充填されている絶縁油は、巻線や鉄心で発生する熱を外部に伝え放熱し異常高温を防ぐことで、 巻線絶縁物の劣化絶縁破壊を防ぎ、長期間安全安定運転するために非常に重要な働きがあります。 通常負荷運転下の変圧器の場合、約10〜15年前後で絶縁油寿命がきます。 見た目では透明からだんだん茶色、黒色へと(酸化進行)変わります(写真1・2左)。電気特性では耐圧や絶縁値が下がり始めます。(過負荷運転の場合は、さらに寿命は縮まります。)
この時点を超えて運転し続けると、酸化が急激に進み多量のスラッジやカーボンが発生し、 電気トラブル(短絡・地絡)の危険が出始めます。この多量のスラッジが、放熱フィンや 放熱パイプに詰まってしまい、放熱効果が悪化しさらに熱を持つという悪循環になります(写真3の中)。(そして、突発電気トラブルが連発して設備取替えに至りますと、莫大な損害になってしまいます。)
ここまで酸化劣化が進行しますと、絶縁油交換時に洗浄を繰り返しても、発生したスラッジ等 劣化物を完全に除去できなくなります。その結果、せっかく絶縁油を交換しても、残留スラッジ粒子が引き金になり、新絶縁油の寿命が非常に早まります。(写真3の右) また残念ながら、電気絶縁値(メガ値)も完全には、回復できない事が大半です。(100〜300MΩが限界) (上記説明中の技術的考察については、関東電気保安協会・神奈川技術本部 福室主査より監修をいただいております)
写真3のようになってしまう
数年手前で、絶縁油交換されることが安心安全であり、
なによりも経済的なのです。